院長の松井です。
不定期にはなりそうですがブログでの発信をしてみようと思います!
ここのところ、診察をしていると背中や下腹部の痛みを主訴に来院されて尿管結石が見つかる患者さんが増えてきたように感じます。
腎臓は腰の辺りに位置している為、背部痛の原因で泌尿器疾患が見つかることも珍しくはありません。
背部痛に発熱を伴う場合には急性腎盂腎炎などの感染症が考えられますが、尿管結石による尿管閉塞に伴う疼痛では夜間や朝方、食事摂取後などのリラックス時間帯における突然の激痛が特徴的です。
特に夏場は汗をたくさんかくため、脱水になりやすく、尿が濃縮されて尿中の成分が結晶化されることから結石ができやすくなります。結石予防のためにも日頃から水分をしっかり摂取することが大切です。
もちろん、その他の内臓疾患や筋骨格系疾患でも背部痛を伴うことは良くあるためしっかりとした精査が肝要になります。
当院では放射線技師が常駐しておりますので、いつでもCT検査を用いた精査が可能です。
お気軽にご相談ください。