平素より当院に通院いただきありがとうございます。
今日はここ最近、お問い合わせの多い『男性更年期障害』について解説をしようと思います。
更年期障害というと女性特有と思われがちですが”男性の更年期障害”が最近徐々に報道番組等で紹介されるなど認知度が高まりつつあるようです。
男性更年期障害とは男性ホルモン(テストステロン)の低下によって起こる症状の総称です。その症状には個人差がありますが、以下のようなものが一般的です。
- 性欲の低下: テストステロンの低下により、性欲や性的な活動に関する興味が低下する場合があります。
- 勃起障害: 勃起障害は、性欲や性的な刺激にもかかわらず、充分な勃起が得られない状態を指します。
- 身体的な変化: 筋肉量の減少、体脂肪の増加、骨密度の低下などが起こることがあります。
- 精神的な変化: 不安、イライラ、うつ症状、集中力の低下などが現れる場合があります。
- 睡眠障害: 睡眠の質や量に変化が生じることがあります。
もしかして自分も男性更年期障害では?と心配になった方は、気兼ねなく当院までご相談ください。
問診をさせて頂いた後に、採血にてテストステロンの値を測定して診断にあたります。(テストステロンの値は日内変動を示すので初診時にはなるべく午前中に来院いただけると幸いです)。
採血で血中遊離テストステロンが低下している場合、注射で男性ホルモンを投与して改善を図ります。その他、漢方薬を併用することもあります。
また、上記の治療は保険診療で行っておりますのでご安心ください。
一緒に活力を取り戻しましょう!
院長 松井幸英