女性の泌尿器科
泌尿器科の病気は男性に限ったものではありません。とりわけ膀胱炎や過活動膀胱、尿失禁などでお悩みの女性は少なくないのではないでしょうか。また年齢を重ねることで生じる骨盤臓器脱(性器脱)といった女性特有の病気も決して珍しくはありません。
では女性が泌尿器科の病気にかかってしまう原因はどこにあるのでしょうか。
その理由は女性の体の構造にあります。例えば女性は男性よりも尿道が短く(男性の約1/3)直線的な構造をしているため外部から細菌が入りやすく膀胱炎の発症率は男性に比較して圧倒的に高くなっております。
また、生まれつき女性は膀胱や尿道を支える骨盤の靭帯や骨盤底筋群が男性に比べて弱い傾向にあり妊娠や出産といったライフサイクルのイベントを契機に筋力低下に拍車がかかり尿失禁や骨盤臓器脱が起こりやすくなっているとされています。
泌尿器科への受診は女性にとってはやや抵抗があるとの声を度々、耳にすることがあります。しかし、もし年齢のせいと諦めていた排尿に関わるトラブルが少しでも改善したならばどれだけ生活の質が向上するでしょうか。また、ちょっとした血尿や頻尿症状の背景に重大な病気が隠れていることも往々にしてあります。
些細な症状でも心配な事がありましたら気兼ねなく泌尿器科を受診ください。
このような症状
ありませんか?
このような症状にお悩みでしたら一度ご相談ください。